綿は多年草である
以前にも載せたキュウリやオクラの花を思い起こさせるこの黄色い花弁はすでに萎れた。
だがまだまだ花はほかにも咲いているので、本格的な冬になるまでこのまま咲き続けるのかもしれない。
インターネット上では一年草と書いてあったりするのだが、ツチヤさんやジュンさんによると、綿は本来多年草とのことである。
ただし日本には日照時間が夏よりも少なく、かつ気温も低い冬があるので枯れてしまうのだろう。
綿は本来日照時間が長い地域の植物であって、江戸時代等に外つ国(とつくに)から日本に持ち込まれ、栽培させたが失敗に終わるということもあったらしい。
その後試行錯誤があって、日照時間の長い地域で育てられるようになり、麻から綿への関心が強まった。
ビニールハウスで育てれば多年草になるのかもしれないが、そうするとお金がかかってしまう。
それだったら収穫した綿を綿繰り機にかけて取った種でまた一から育てたほうが金はかからない。
よって日本においては綿は一年草という認識が強いのだろう。
包丁の片刃と両刃
わたしは片刃派だが、母は両刃派である。
試しに「包丁 片刃 両刃」で検索してみたが、人によっていろいろな長所短所が挙げられていて面白い。
わたしにとって軽い両刃は気持ちが悪く、重みのある片刃のほうがサクッと刃が入って楽に感じる。
母にとっては両刃は使いやすい重さのようで、片刃は重いから嫌いとのこと。
写真を見てわかる通り、皮むきは片刃のほうが薄くむきやすい。
両刃は身がけっこう持っていかれる。
まぁわたし自身が林檎も梨も皮むきしないで食べてしまうので、単純にむくこと自体に慣れていないからというのもあると思う。
片刃で真っ二つに切るときに真上から狙いづらいというのは確かにある。
梨とか切るときに最初はいいのだが、最後が中心からずれるのはよくある。
それが面白いのだが、人によっては気持ち悪いだろう。
わたしが考える片刃のメリットとしては、やはり刃を入れるときにサクッと入っていくこと、刃の重さで食材が切れていくこと、重さが心地よいという3点かな。
2等分はたしかに難しいが、そんなにきれいに切らんでも死ぬわけではないから気にしない。
刃物を研ぐというのなら、やはり片刃がやりやすいだろう。
でも均等に研ぐのが好きな人は両刃が好きだろう。
面白い。
西洋ではいい砥石が採掘されなかった云々は初耳だが、なるほどたしかにとも思う。
もし採掘されたとしても、それを砥石にしようとは思わなかったのかもしれない。
良質な砥石が最初からあったのなら、わざわざ両刃にしなくてもよかったのだからね。
と思ったが、向こうからしたらわざわざそこまでして丁寧に砥がなくても、両刃ならそこまで砥石にこだわらなくても両面砥げば切れちゃうよという感じだろう。
実に面白い話である\(^o^)/
涼しくなったし筋トレ再開
奈良が涼しいのも明日までらしい。
明後日だったかな?
ぱんつさまとキャミソールだけで寝ると翌朝ふくらはぎの寒さで目が覚める。
いまは指先が冷えてる。
二の腕から指先にかけて筋肉ムキムキになりたいが、一番難しいとわたしは思っている。
筋トレで下半身を鍛えることは大事な理由を徹底解析 | 筋トレ知識倉庫|筋トレ・ダイエット・健康情報サイト
インターネットで筋トレについて検索してみると、下半身の筋トレがめんどくさいから上半身だけ鍛えたいというひとがいるらしいが、わたしからしたら上半身のほうが面倒くさい。
スクワットなら本を読みながらできるが、上半身はなかなかながら筋トレはできない。
たぶん筋力がないからというのもあるかもしれない。
あとは下半身は全身の筋肉の1/3を占めるとか知ってしまうと、スクワットと腹筋ばかりやってしまう。
あとはつま先立ちと踵立ち。
腕立て伏せやらなきゃ~ああ~。
体重は50㎏切って、体脂肪率も20,4%。
筋肉はどうなんだ~。
体重より体脂肪より筋肉量を知りたい。
今日は久しぶりにスクワットをしたが、案外疲れない。
腹筋もやろう!
糸紡ぎ機の調整 その3
先ほど行っていたのはこの部分の調整である。
このシュロのもじゃもじゃしたやつみたいなものを取り除き、代わりにタコ糸でぐるぐる巻きにして糸車をはめる予定である。
7月あたりに一度取り除こうとしたのだが、もじゃもじゃ加減とべたつきが気持ち悪くて断念していた。
下にティッシュを敷いておくと、細かい虫の卵のようなチリが落ちてきて気持ち悪がったのを覚えている。
今日は涼しかったのもあって、べたつきも落ち着いていたためハサミも使って引っぺがす。
作業中にやにやしていたようで、トイレに起きた母にえんえん「ニコニコっ」「ニコニコっとしちゃって気持ち悪い」「口角が上がっている」と言われる。
さっさと布団にもぐれ酔っ払い!
邪魔だては許さんガオー!!
べとつきが残っていたため、濡らした麻布巾でぬぐい取る。
きれいになった状態が上の写真であるが、においは松の木くさい。
乾くまで放置して、明日はとうとうタコ糸でぐるぐる巻きにする予定である。
そのぐるぐる巻きも、糸車をはめながら一重にするか二重にするか決めなければならない。
あと錘も通さなければいけない。
雑草取りは明日もできないが、紐で支柱と綿を結ばなければいけない。
葉と花の重さ、さらに風の強さで少々垂れているものがあるのだ。
糸紡ぎ機の調整 その2
今週の月曜の手紡ぎの会に、この錘を通すための竹製の紐(正式な名称をいまだ知らない)と木の部分を持っていく。
つちや織物所でわたしが使っている糸紡ぎ機には、指さしている部分にも藁紐がついていたのだが、なかったため省略する。
動くようであったらタコ糸を竹に通して木に括り付けるつもりである。
あとはツチヤさんから購入した錘を竹紐に通すだけであるが、それもつちや織物所で行う予定である。
糸紡ぎ機の調整 その1
まずは糸紡ぎ機を3つに分解する。
糸車(正確な名称はまだ知らない)の部分はいずれタコ糸で幾何学模様にくくる予定である。
これも調整が必要であり、先ほど少々いじった。
この錘(つむ)の部分は今週の月曜の手紡ぎの会で調整済みである。
まずは父に穴を塞いでもらう。
このとき父が
「汚いなぁ」「きれいにしたい」「塗装はなにを使っているんだろう」という独り言をつぶやく。
わたしは思わずTwitterで「この完璧主義者め」みたいなことを書いたことを覚えている。
削っているときに松の木製であることに気が付いた様子。
こういった手動の穴開け機と、その穴を広げるための器械まで奈良に持ってきているとは…さすが父である。
台湾にも持って行っていたに違いない!
結果このようになった。
ちょっとズレちゃったとのことだが全く気にならない。
身内にこういうことができる道具を持っている人がいると、大変ありがたい存在となる。
翌日だか翌々日には塗装剤もホームセンターで購入し、テッカテカに塗ってもらった。
ついでに自分で端材を削って作った鉛筆サックも塗ったくっていた。
行動が早いところは見習わねばいけないね。