いぬがぬるぬるいぬるぬる

イヌチャンとネコチャンとニンゲンチャンの生存報告。生きてるよ!

【推しの名前】死んでしまった今敏監督

特別お題「わたしの推し

 

今敏監督のことを最初「いまとし」と読んで以来、いまだに私の中では「こんさとし」ではなく「いまとし」と読んでしまう。鰐淵良宏かぁ…どこかで見た名前だな。漫画家であったとは知らなかった。作品読むか。もう死んじゃったけど。

 

ちょうど私は今、今敏監督の「パプリカ」の原作である、筒井康隆の『パプリカ』を読み始めている。なんかいちいち映画ではエロいシーンがあった気がするのだが、本もそうですね、いちいちエロい雰囲気がありますね。いちいち薄っすらエロいのが何とも言えませんね。面倒くさい雰囲気もあるいちいちエロいいちいちさ……。嫌がる人も多そうだが、好みな人は好みそう。私はまぁ、はい、えぇ…そんな感じです、ハイ………ハハハハッ。

 

できたらテレビで放映する時は毎回削除されてしまうあのシーンとあのシーンも流してもらえると嬉しいがダメですよねはい。分かってます。時間の問題ですよねはい、大丈夫です分かってます無理は言えない言わない言いません。本を読みますはい、読み終わらせます。

 

まだ本は読み終えていないので、映画の内容に戻ります。いちいちエロいシーンがなんかこうバーーーーンとエロいのよりも私はそのいちいち表現がいちいち七面倒くさいところがいいちいち好きだったりします。「いちいち」が崩壊してますね…。

 

子供の頃にはわからなかった、このいちいち面倒くさい雰囲気がこうすっと出てくるあの卑猥な感じが、今となっては大好きだったりするので意味が分かりません。本当に理解していなかった気がします。でもまだ理解できていないシーンがいちいち毎回サラッと出てくるので楽しみです。

 

今敏監督は死んだが、作品のことは嫌いにならないでください!!!はい!!!!!了解であります!!!!

 

死んでしまった監督の新しい作品はもう観れないが、でもいまだにたまに見返すと記憶に残っていないシーンがちょいちょいあるので楽しみです。同じことを何度も書くのはそうしないと頭が沸騰してしまうからです。原作を読みます。読み終わらせます。

興味があることにしか興味がないの反対は?答えは「興味がないことにも興味がある!!!」

ちょうどこのドクダミ自由帳の『「興味のあることにしか興味がない」の是非 - ドクダミ自由帳 (dokudamiyoshiko.com))』を読みつつ、こころ旅も軽く見ていたときに母とこんな感じの会話をした。

 

「日野正平って玉ねぎ嫌いなんだ、梅沢冨美男も玉ねぎ嫌いなことを公言しているよね」という話を母が突然し始めて、私は梅沢アンナのお父さんのことかと思って、「あぁ、あの料理が大好きすぎて冷凍庫何台も買って高級食材仕入れまくって冷凍庫パンパンにして、娘のアンナは料理嫌いになっちゃったあの色黒デブのおじいちゃんか、死んじゃったよね。それがどうした?」というと、母は「いや違う、全然違う人の話をしていた…」という。

 

私は私で気になって思わずパソコンで検索して、「あぁ、この人!!!」と叫ぶ。だいぶ面白い。この二人のことはそんなに気にしていない人たちだが(そもそもテレビがない時期が結構あるのであまり俳優さんのことを認識していない)、興味なくてもでもこんなやり取りができるから面白い。はあちゅうさんは興味あることにしか関心がないと言ったんだか言ってないんだか私は知らないが、でもなんにでも興味を持ってみたり聞いていたらこんな会話ができるのだ。梅沢アンナではなく梅宮アンナか…フム。

 

世の中には梅宮アンナのことをろくでもないカガユウジ(漢字がわからん)と結婚したバカな女、父親の梅宮辰夫に迷惑をかけたバカ娘としか認識していない人間もいて、そして私は案外身近にもそういうどうしようもない男と付き合ったり結婚したりしている人もいるのだと思っている。そのどうしようもない迷惑な男に惚れて付き合ったり結婚したりなんだりしているのが私は非常に羨ましかったりする。

 

私も誰かに溺れるほどに惚れてみたかったと思うもん。でも子供の頃からそういうの無理っすとも思っていた。電車の中でベロチューするカップルを見ては、その口は本当に口?肛門じゃないの??大丈夫?ここは公の場だよ?セックスし始める気???クンズホグレツが始まるの?と思って電車の外の景色を眺めておりました。そうしている間も鳴り響く唾液の交換………オエッ…。

 

何かの拍子にそういう人のブログなどを見てみるとものすごい勢いで何かが乱降下していて、すごいなジェットコースターじゃんとも思う。乗ったことないけど。ドドンパなら乗ったことあるけど。あれ乗るまででもう十分グッタリですよ…乗るころには疲れ果ててたもん。乗り終わったときに首痛かった記憶しかないもん。悲鳴も上げず両手も上げずカッチカチに固まってる姿が写真に撮られるなんて私は知りませんでした。先に言ってくれ。

興味があることにしか興味がないの反対は?答えは「興味がないことにも興味がある!!!」

ちょうどこのドクダミ自由帳の『「興味があることにしか興味がない」の是非』を読みつつ、こころ旅も軽く見ていたときに母とこんな感じの会話をした。

 

「日野正平って玉ねぎ嫌いなんだ、梅沢冨美男も玉ねぎ嫌いなことを公言しているよね」という話を母が突然し始めて、私は梅沢アンナのお父さんのことかと思って、「あぁ、あの料理が大好きすぎて冷凍庫何台も買って高級食材仕入れまくって冷凍庫パンパンにして、娘のアンナは料理嫌いになっちゃったあの色黒デブのおじいちゃんか、死んじゃったよね。それがどうした?」というと、母は「いや違う、全然違う人の話をしていた…」という。

 

私は私で気になって思わずパソコンで検索して、「あぁ、この人!!!」と叫ぶ。だいぶ面白い。この二人のことはそんなに気にしていない人たちだが(そもそもテレビがない時期が結構あるのであまり俳優さんのことを認識していない)、興味なくてもでもこんなやり取りができるから面白い。はあちゅうさんは興味あることにしか関心がないと言ったんだか言ってないんだか私は知らないが、でもなんにでも興味を持ってみたり聞いていたらこんな会話ができるのだ。梅沢アンナではなく梅宮アンナか…フム。

 

世の中には梅宮アンナのことをろくでもないカガユウジ(漢字がわからん)と結婚したバカな女、父親の梅宮辰夫に迷惑をかけたバカ娘としか認識していない人間もいて、そして私は案外身近にもそういうどうしようもない男と付き合ったり結婚したりしている人もいるのだと思っている。そのどうしようもない迷惑な男に惚れて付き合ったり結婚したりなんだりしているのが私は非常に羨ましかったりする。

 

私も誰かに溺れるほどに惚れてみたかったと思うもん。でも子供の頃からそういうの無理っすとも思っていた。電車の中でベロチューするカップルを見ては、その口は本当に口?肛門じゃないの??大丈夫?ここは公の場だよ?セックスし始める気???クンズホグレツが始まるの?と思って電車の外の景色を眺めておりました。そうしている間も鳴り響く唾液の交換………オエッ…。

 

何かの拍子にそういう人のブログなどを見てみるとものすごい勢いで何かが乱降下していて、すごいなジェットコースターじゃんとも思う。乗ったことないけど。ドドンパなら乗ったことあるけど。あれ乗るまででもう十分グッタリですよ…乗るころには疲れ果ててたもん。乗り終わったときに首痛かった記憶しかないもん。悲鳴も上げず両手も上げずカッチカチに固まってる姿が写真に撮られるなんて私は知りませんでした。先に言ってくれ。

ほうれん草の根元=くぜん

私は案外色の白い人間で人からよく羨ましいと言われるのだが、高校生の頃友人に目元が赤くなるのがほうれん草の根元みたいごめんねと言われてから、もう私は肌の色が白い羨ましいと言われる度にそうです私はほうれん草の根元ですとしか思えなくて全く褒められた気にならない人間ですどうしてくれよう。

 

その友人(名前もあだ名も忘れたのに顔と髪型だけは覚えてる)は幼馴染とよく映画に行く人で、私が映画好きになったのも彼女の影響が大きい。まぁ最大の功労者は両親なのだが、でも彼女のおかげで友人アンソニーと吉祥寺まで行って映画館に行く体験ができた。一日に3つの映画を観るのは無茶があるよ君たちと叫んでいる。腰が痛くなるよ!初めての腰痛だよ!!!

 

~ちょっと休憩~

 

ちょっと休憩のつもりが何を書こうとしていたのか忘れてしまったのでこれでおしまいとする。

一度手に入れたぺんぎんは

一度手に入れたら関東から出たって手放せない。近畿に住んで数年経っているのに、未だにSuicaを使っている。私といぬかけないさんのもとからペンギンは去らないでしょう。いつまでもいつまでも我々を追いかける。私はいま近畿に住んでいるのに、未だにSuicaを使っている。意外とそういう人は近畿にいる。きれいな綺麗なSuicaをきれいなままで使いたいのならば、パスケースを買えばいい。そのうち色が剥げてきて、ペンギンのことを消したいわけではないのだが、でもまだまだ一緒にいたいので、私はシールを貼って使っている。最近Suicaを手に入れたいぬかけないさんは、そのうちパスケースを買うだろう。百均で売っている。無印良品でも売っている。もうあのペンギンは私たちの元を離れません…。

大きな犬と小さな犬

大きな犬と小さな犬がいる。吉井さんのツイートを読んだり写真を見るとそこには必ず大きな犬がいる。大きな犬は確かゴールデンレトリバーで、小さな犬はプードルで、真ん丸にカットされている。吉井さんの写真からあふれ出る大きな犬が。大きな犬がすぐそばにいる。大きい犬が写真からニョロっと飛び出すが、結局飼い主で家族である吉井さんのもとへ戻る。私の印象はどうだったのだろうか。興味深げに私をふんふん嗅ぐものの、結局すぐ吉井さんの元に戻ってしまった。少し泣いてしまうが、でもそれだけ大きな犬にとって吉井さんは心の底から信頼している飼い主であり家族なのだろう。いつまでもいつまでもいつまでも吉井さんと小さな犬のそばに寄り添っている大きな犬が。大きな犬がいる。吉井さんの写真には大きな犬がいる。大きな犬が。犬がいる。大きな犬が。大きな犬がいる。花の匂いを嗅いでいる。大きな犬が。大きな犬が花の香りを嗅いでいる。大きな犬が、犬がいる。大きな犬がいる。犬がいる。大きな犬が。

探検をしたい人の真似をして探検をしよう

ツイッターランドに生息する河合俊夫さんのお店はどこにあるんかな。明石だっけ?いや、違うな。それは明石の蛸を食べたいから出てきた地名だ。絵も売ってるんやったら私が欲しいから。別荘に飾る絵を手に入れよう。今まで行ったお店のように壁にたくさんの絵を飾りたい。

 

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竹中大工道具館周辺で手に入れた色鮮やかで、単色ではない落ち葉。これも壁に飾りたい。

 

よく見てみるとカメラも置いている。フィルムカメラだ。ツイッターランドにはいまだにフィルムカメラを使っている人間がいて、常々私も使いたいと思っている。読んでいると唐突に地名が出てくる。西宮だ。よし、探しに行こう。いや待て、どこにあるかもわからんのに西宮歩き回るのは…あそこは死ぬほど広いぞ……?いやでもおもしろいやんけぇ。河井敏夫なる人物も、常々探検が大好きで道具屋をやっているという男性だ。

 

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神戸市中央区にあるじゃマイカーナという料理屋さんの、かなりおいしかったアキーという果物と白身魚の蒸し料理。マジでうまい。今のうちに行かないとパーティが始まって混むってさ。

 

ご本人は自分の店も西宮も薄暗い薄暗い古臭い老人ばかりというが、よそもんの私からしたらかなり綺麗に見えるのだ。何がどう古臭いんだ?確かに老人ぽい人が多い気もするが、でもそれはどこでもそうだからなぁ。若い人も確かにいるが、でも腰の曲がった老人も多い。見た目若そうに見えるが、多分六十台か七十台なのではないかという人も普通にいる。わざわざ若作りをしなくても、十年二十年若く見えそうな人がいる。そして軒の低い一軒家は多いかもわからない。でもそれは奈良でもそうだからなぁ。

 

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変な写真を撮っていても気になさらないでください。いつもこんな感じだから。突然しゃがみ込んで撮るから。

 

世代交代かわからないが、十五年前にあった私が好きだと口走ったらしい一軒家も低層マンションになった。でもなんだか人が住んでいるのかようわからん平屋や、増築したっぽい新旧ごちゃまぜな家もあれば、改装も何もしていないおんぼろな外見の造園屋もよく見かける。テレビの劇的ビフォアアフターに出てきそうなおんぼろな外見の家も案外ある。

 

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おんぼろな階段の写真がないので、おんぼろそうに見える階段で済ます。探すのが面倒くさいんや。

 

神戸のとある絨毯屋さんなんかをうろついていると、一見普通の足の悪いおばあさんが店員さんと話している。「悪いわねぇ。使用人みたいなことさせちゃって」「(老女を支えながら椅子に座らせ)いえいえ」という会話をしている中、私は羊毛で紡いだ糸で作った絨毯を吟味する。母がシルクもあるというので見に行くが、入口から首を突き出して一通り眺めたらもういい。即引き返してキリムを眺める。私は羊毛が好きで、羊毛で作った絨毯に強い興味があるのだ。

 

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こんな感じの、寒色の所々に暖色が混じっている、色が均一ではない色合いが私は大好きだ。

 

会話が続いている老女と店員さんが、「絨毯を買っても置くところがないのよねぇ」と言っているので、思わずキリムを眺めながら会話に割り込む。「(置くとこないなら何でここに来た?と思いながら)それじゃあ遊牧民みたいに壁に飾るとかどうですか?」というと、その足の悪い老女は「私もそうしたいんだけどねぇ、ほら私義理の姉と住んでいてね、その姉が壁に自分の描いた油絵を飾っているのよぉ」と言う。思わず「(なんじゃそりゃ、義理の姉が描いた絵?重苦しいわ)そりゃ邪魔だ、捨てちゃえば?」と言ったら、「私もそうしたいのだけれども、でもまだ生きているからできないのよぉ」と元気でお上品な声のお返事が返ってくる。

 

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今日のお昼に行ったジャマイカーナの液面に飾られていたこの絵も非常によかった。次行ったらよく見せてもらおう。

 

「(なぁんだ、まだ生きてるのか)そりゃできませんねぇ」「そうなのよぉ」という会話でいったん終了し、私はキリムの絨毯を眺めだす。老女は再び絨毯屋さんの店員さんと話し出すが、もう気にならない。私は私の小さな絨毯を選ぶ。私のお宝だ。