わたしの思う粋な着物姿
手紡ぎの会におけるコットンメイトの一人、ヨシザワさんと久しぶりにお会いしたが、彼女は普段着物を着ているそうだ。
手紡ぎの会ではいつも洋服で、着物が普段着なことを知らなかったので少々興奮してしまった(笑)。
ツチヤさんが借りている畑からの帰り道、ヨシザワさんが夏バテと着物の話をしていたので、ついつい真夏の帯幅が広めで、さらにお太鼓でかっちり決めているひとを見ると、ものすごく暑そうだなぁと思うとの話をした。
さらに真夏に涼しげに着物を着ていて粋だなぁ素敵だなぁと思ったのが、半帯で結び方は貝の口で決めている女性を見かけたときである。
ああああああああせっかく写真探したのに、肝心の貝の口が見えない…!!
もっと真後ろから撮ればよかったと今更ながら思う。
この結び方の正しい名称を知らなかったため、ヨシザワさんにはいい加減な説明をしたような気がする。
いま調べてみたが、「貝の口」というそうだ。
youtube結び方を見たところ、年配の人に似合うシンプルな結び方という記述を見かけたが、若人(わこうど)でもじゅうぶん似合う結び方だと思う。
わたしの好みとしてはこのくらい幅の細い帯で貝の口を結びたい。
むしろ柄のある着物や帯を着用する場合は、派手な結び方ではなく、こういった粋な結び目にしたらいいのにと観光客の浴衣姿を見て思う。
正直言って真夏に見る太鼓帯は暑苦しいです、貝の口とかのシンプルな結び方が一番涼しげに見えるとも言ってしまった。
こんなことをつらつらと言ってみたら、ヨシザワさんはうれしいと言ってくれた。
ひとが見て、どんな風に思うかも重要だよねぇとのことである。
おお~なるほどたしかに。
ちなみにサイトによっては一般的な結び方との記述を見かけるが、女性で貝の口にしてる人はあまり見かけない気がする。
まぁテレビでよく見た派手な色合いや、ややこしい帯の結び方を見て面白がっているのも確かではあるが…。
これからは粋な着物姿の女性を見るとしよう。