いぬがぬるぬるいぬるぬる

イヌチャンとネコチャンとニンゲンチャンの生存報告。生きてるよ!

糸紡ぎ機の調整 その2

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今週の月曜の手紡ぎの会に、この錘を通すための竹製の紐(正式な名称をいまだ知らない)と木の部分を持っていく。

 

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つちや織物所でわたしが使っている糸紡ぎ機には、指さしている部分にも藁紐がついていたのだが、なかったため省略する。

 

動くようであったらタコ糸を竹に通して木に括り付けるつもりである。

 

あとはツチヤさんから購入した錘を竹紐に通すだけであるが、それもつちや織物所で行う予定である。

糸紡ぎ機の調整 その1

まずは糸紡ぎ機を3つに分解する。

 

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kuzen.hatenablog.com

糸車(正確な名称はまだ知らない)の部分はいずれタコ糸で幾何学模様にくくる予定である。

 

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これも調整が必要であり、先ほど少々いじった。

 

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この錘(つむ)の部分は今週の月曜の手紡ぎの会で調整済みである。

 

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まずは父に穴を塞いでもらう。

 

このとき父が

「汚いなぁ」「きれいにしたい」「塗装はなにを使っているんだろう」という独り言をつぶやく。

 

わたしは思わずTwitterで「この完璧主義者め」みたいなことを書いたことを覚えている。

 

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削っているときに松の木製であることに気が付いた様子。

 

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こういった手動の穴開け機と、その穴を広げるための器械まで奈良に持ってきているとは…さすが父である。

 

台湾にも持って行っていたに違いない!

 

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結果このようになった。

 

ちょっとズレちゃったとのことだが全く気にならない。

 

身内にこういうことができる道具を持っている人がいると、大変ありがたい存在となる。

 

翌日だか翌々日には塗装剤もホームセンターで購入し、テッカテカに塗ってもらった。

 

ついでに自分で端材を削って作った鉛筆サックも塗ったくっていた。

 

行動が早いところは見習わねばいけないね。

\糸紡ぎ機とタコ糸で幾何学模様/

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わたしの糸車は別段不調ではないので、写真のようにタコ糸で補強する必要は全くない。

 

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これはなにもしていない状態。

 

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こちらがタコ糸で補強した糸紡ぎ機。

 

うわああああがっごいい!!!

 

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まずは調整が終わってからだが、そしたら幾何学模様やってやろうではないか!!!

 

うわぁ…たのしみである……。

 

うぐぅ…調整まことにめんどうくさい………。

 

でもやらなければ。

 

はぁ…。

 

いやいやでもはやく自宅で糸紡ぎたいから…調整やらなければ…いまからやるのだ…立て、立つんだくぜん~。

 

ふうぅ…。

つちや織物所で見られる木綿たちと、藍染の木綿と

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まずはよくお世話になっている消しゴムのカバーもツチヤさんが織った木綿である。

 

ほかにも茶筒も木綿をまとっており、それはそれでよい雰囲気がある。

 

木製の茶筒もいいが、ごくふつうの金物の茶筒にこうして木綿を纏わせてもいい雰囲気になって、いつかわたしも…と夢が膨らむ。

 

鉛筆サックにもいいかもしれない。

 

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こちらはちゃぶ台にいつもかけている大きな木綿であるが、実は縦糸と横糸がそれぞれ違う色なので、遠目には灰色に見えるのである。

 

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接写で撮るとこんな感じである。

 

黒と白の糸で織られており、それがまたわたしの大好きな市松模様のようで、お昼やお茶の時間が毎回たのしみにもなるわけである。

 

いつ見ても飽きない。

 

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玄関付近にある家具にはよく花瓶で花が飾られており、その下にはこれもまたツチヤさんの織った木綿が敷かれている。

 

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こちらもやはり手紡ぎの糸なので、多少の太さや細さの違いがあれど、それはそれで模様となって味わい深い。

 

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さかさまになってしまったがそのまま載せる。

 

このタオルはオカモチさんが紡いだ糸を、ご本人が腰織(こしばた)で織ったものである。

 

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初期のころに紡いだ糸も使用しているので、たしか前半は糸の太い細いがそのまま出ていた。

 

後半になるにつれ織りなれてきたのもあるのか、色がついていないのに、まるで格子柄のようになっていて実に面白い。

 

わたし自身が紡いでいる糸だけでなく、こうしてコットンメイトが織った木綿も見ることができるので、ますます夢が膨らんでいくのである。

 

じつによい環境である。

 

 

母の神戸岡本の友人であるカワジリさんからハガキが届いた。

 

前回お会いしたクボ先生が藍染体験を行うのでお嬢(わたしのことである)もいかがとのことである。

 

9月にあるそうなので、さっそく明日電話して予約を入れたいと思っている。

 

8月末ですでに定員オーバーしているかもとのことだが、一か八かで電話してみる。

 

そういった運はわたしが決めることではないのだ~!

 

もしかしたら参加できるかもしれないしね。

 

ついでにもし参加できたら、わたしが紡いだ糸も幾つか持って行って、あわよくば染めさせていただこうと思っている(笑)。

 

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最近の糸紡ぎは太さが落ち着いてきた。

 

先々週あたりまで紡いでいた1号(この太さはなかなかすごい代物であり、ツチヤさんがたも初めて見たとのこと(笑))の糸をもっていこうかな…!

 

よりが甘いところとそうでないところの差がけっこうはげしいので、愛で染めて糸を強くしたいのもある。

 

さらにいえば、カネコさんが紡いで、イムラさんが織った藍染の木綿が、よく見ると染めきれなかった白い部分が絣のような模様になっていて、それを見たツチヤさんが「昔のひとはこういう絣を見て絣模様を作ったんだねぇ」と言っていたことが今でも忘れられないのである。

 

「絣模様」よりも細い白い部分が自然と模様になっていて、わたしはそれにほのかな感動を覚えたのである。

 

いつまでも忘れられない感動であり、わたしが藍染をやりたいのも、この自然と出てきた絣模様を見てみたいのもある。

奈良手紡ぎの会で見た摘みたての綿

今日の奈良市は一日中雨であった。

 

つちや織物所は二階建てで、一階は台所等があって、二階に上がると糸紡ぎ機などが置いてあるのだが、今回は収穫したての綿が並べて置いてあった。

 

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摘みたての綿はガクの部分がまだ緑で、だが綿がつまっていてはじけた皮の部分は固くなっていた。

 

今年は雨が少なく、日照時間がたっぷりあったので、早めの収穫になったそうだ。

 

ワイナリーでのシャルドネの葡萄と同じく、まだ収穫には早い綿もあった。

 

ツチヤさんによると、雨にぬれるとガクの部分から色素がにじみ出て、白い綿が茶色く染まってしまうので摘んだそうである。

 

なるほどたしかに、毎回まずは種取りを最初に行うのだが、その時に綿が茶色くなっているものが多いことがある。

 

そういう綿はたいてい雨が降った翌日などに摘んだものだそうである。

 

その茶色く染まった綿は別の竹籠に分けて、染色をしてから使うのだそうだ。

 

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こうやって一つずつを比較してみると、なるほどたしかにはじけきっていないような綿もあるのがわかる。

 

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そのとなりにみっしりと敷き詰められているのは、ガクと皮の部分を取り除いたもの。

 

一面綿だらけだと、思わず飛び込みたくなるふわふわ加減だが、綿繰り機(種と綿を分けるための木製の機械)にかけていないのでおそらく痛いと思われる。

 

さすが畑で300本も育てているだけあって、一度の収穫でこれだけ綿が摘めるのかと思うと感動ものである。

 

自宅の庭で育てている綿もはやくはじけないかとそわそわしているが、まだ実といっていいのだろうか、実の部分は緑色である。

 

花が萎れてから50日経たないとはじけないそうである。

 

いつか自宅で摘んだ綿を綿繰り機にかけて、手に入れた種を庭にまいてみたいものであるが、今年は種をまくのが遅れたため、まだまだ花芽が小さめのものが多い。

 

おそらく来年もツチヤさんからいただいた種をまくのだろうと思っている。

 

来年は赤色の綿も植えようと思って、ツチヤさんにも赤綿を綿繰り機にかける許可も今日いただいた。

 

来週が非常に楽しみである。

はらへりへりはら!

女性の書く文章はときとして各々の感情に沿って書かれたりするので、長時間読めない。

 

男性の書く文章は客観的に描かれているが、情報量が半端ないので、それはそれでつかれる。

 

そして現在のわたしは空腹だ。

 

脳みそが糖分よこせとわめいている。

 

顎には何年振りかの赤ニキビができている。

 

食っちゃえ食っちゃえ!!!

 

はらへりへりはら!!!!!

 

きのうカワジリさんのとこでいただいたお菓子があるじゃないか!

 

普段は買えない高級お菓子だぞ~~!!

いろいろな人から影響を受けつつ、じぶんのやりたい模様やいまやるべきことを少しずつ決めていっている最中…といいたい

今日は神戸岡本にGO!してきたが、2時間電車に揺られるのも、ビルも、帰りの西日もつかれた。

 

母の年上の友人であるカワジリさんがお店をやっていて、彼女のお店はワークショップもやっていて、先生や生徒さん、ものつくりの経験者も集まる。

 

ためしに紡いだ糸と、最初の糸紡ぎと腰織(こしばた)の3回体験コースの時に作ったランチョンマットも持っていった。

 

いろいろ糸紡ぎの大変さを聞いたり、今のわたしの糸紡ぎのレベルを語ったりした。

 

ああ…Twitterでものつくりしてるひとたちのtweet読むとなんだか胸がさわさわする…笑。

 

染色された糸を見たり、ものつくりしてる人の話を聞いたり、染色したうちわを買ったり…。

 

あああああわたしはまず糸紡ぎをがんばらねばああぼおおおおお!と自覚した。

 

木に幾何学模様を掘りたいとは思っていたが、まずは鉛筆を削りたい…。

 

いつかいい糸紡いで、織物して、貫頭衣縫って、その端切れでポシャギみたいなのを作りたい。

 

いやでもポシャギは麻だから、つちや織物所にある敷物みたいな、小さなものでもいいから作りたい。

 

いずれはつちやさんのように、革の太めの肩ひもを作って、紡いだ糸で布を作って、鞄の形にして、二つを縫い合わせて、ショルダーバッグを作りたい…。

 

………糸紡ぎ早くうまくなりたいいぃぃぃいぃっぃいぃいいぃ!!!!!

 

現在週一で綿の糸を紡いでいるが、先々週やその前の週はなぜか糸が1号の太さになって、さらによりがきつすぎたのか、綿がブチブチ切れてしまった。

 

先週はつちやさんの監視というか、観察を受けて緊張感をもって紡いだせいか、安定した太さとよりの糸を紡げた気がする。

 

だが午前中は綿も切れず、ごみもあまり出なかったのに、お昼を食べてから集中力が切れたのか、上半身が前後しはじめ、綿も切れてごみが増えた。

 

糸紡ぎに慣れてきて、ようやく右手と左手の動かす速さや、よりは5~6回という感覚もわかり始めたと思ったが、なかなか腕がその通りに動かない。

 

カネコさんやイムラさん、ツチヤさん、ジュンさんといったベテランがいるので、そういううまいひとたちの糸紡ぎもちょくちょく観察しつつ、自分の糸紡ぎも客観視しつつ、練習している…と思っている。

 

いずれ自分もTwitterで見ていたようなきれいな刺繍というか、そういうのができるといいなと思いつつ、でも織物もしたいからどうしよう!状態に陥っている(笑)。

 

変人でも変態でもいいから、なにかしらの分野でそういうふうに呼ばれるようになりたいなぁ…(笑)。

 

来年にはカネコさんのように均一な糸を紡いで、カネコさんやイムラさんのように、「自分が今何号の糸を紡いでるかわかるようになった?」とか言って笑い合いたい!

 

焦ってもしょうがないのはわかっているが、縫物ができる母や、端材を削ってペンサックを作っている父を見ていると、なんだか焦りも出てくるような出てこないような…(笑)。

 

カワジリさんのお店で『ふろしきBOOK』という本を読んで風呂敷も作りたいと思ったり、紫紅社刊の『縞帳』などのすんばらしい本を見て、私もいつかこんな素敵な縞模様や格子模様を織りたいと夢見つつ…。

 

やっぱりわたしは幾何学模様だ!!

 

あああああ長生きしなきゃっ…!!!